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教えて! スポーツにかかるお金はどれくらい?

スポーツにはお金がかかる

スポーツにはお金がかかります。用具類、利用する施設の使用料、クラブの会費や月謝、大会参加費、旅費、などが必要です。スポーツの種目によって、かかる費用は大きく変わります。一番お金がかからないのは、ウォーキングやランニングでしょうか。テニスは用具があれば、毎月かかる費用は少ないと言われます。卓球はどうですか。スキーは用具のほかに、交通費、宿泊費、リフト代もかかります。

スキーついては、福岡から北海道へスキーツアーをすると、15~16万円もかかります。リフト券も一日8千円から1万円以上のスキー場もあります。でもローカルな小さいスキー場では、4時間千円で滑ることができます。スポーツにかかるお金と言っても、選択の幅があるのではないでしょうか。

お金から現代社会が見えてくる

皆さんはどんなスポーツをして、一年間にかかるお金はどれくらいになりますか? また、そのスポーツを長く続けるために、お金の問題で、どんな悩みや希望を持っていますか?

例えば、所得や年金がもっと増えて欲しい、施設の使用料は安く、大会参加費・用具も安くなってほしいなど。ご自分のスポーツ生活を振り返って、スポーツにかかるお金について思うことをエッセイ風に書いてもらいました。

NHKに「お金発見!突撃カネオくん」という番組があり、「お金にまつわるヒミツ」を掘り下げながら、現代社会が見えてきます。スポーツにかかるお金を調べながら、スポーツの現状と問題点が見えてくるのではないかと考え、特集することにしました。

スポーツ庁の「世論調査」から費用を見ると

費用ゼロの人が過半数?

グラフ(グラフ1)のようになります。スポーツ費用ゼロ円の人が半分以上? と驚かないでください。調査対象者が4万人で、スポーツ実施率が52.5%ですから、スポーツをしない人(残りの47.5%)に費用が発生するわけがありません。

スポーツ費用は、しなかった人も含めた全体の平均で一年間に数千円から3万円以上、お金を使ったことになります。スポーツをした人の平均はもっとずっと高いということです。

 「スポーツの貧困化」が進む

2019年度以後の、スポーツ実施率とその費用を調べてみました(表2)。スポーツをした人は半分をやや超えるくらいです。スポーツをしなかった人(50%弱)とスポーツをしてもお金を使わなかった人の合計は50%を少し超えます。問題なのは、スポーツをした人(実施率)が半分少々で、やや下がり気味、費用0円の人が増えていることです。

さらに費用の平均は目に見えて減ってゆき、2024年度には調査そのものを止めてしまっています。この「世論調査」では、スポーツをする人が減り、使う費用も減って、「スポーツの貧困」を絵に描いたような結果になっています。

世論調査とは対称的に、会員のみなさんは日常的にスポーツを楽しみ、会員同士の交流も豊かに発展させていると思われます。でも、お金については、いろいろな困難や悩みもありそうです。スポーツとお金をめぐる現況を知り、解決すべき課題を考えてみましょう。

(「ひろば」編集長・西條晃)

スポーツをする上で、みなさんはどれくらいお金をかけているのでしょうか?
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