トピックス

ゴルフボールはなぜ凸凹している?|SPORTS×TOPICS

ゴルフの起源は所説ありますが、スコットランドで棒切れを使い小石を穴に入れて羊飼いの少年たちが遊んでいたのを発祥とする説が一般的と言われています。そこから、ヨーロッパを中心に広まっていき、小石はボールへと変わっていきました。

当初、ボールの表面はツルツルでした。新品に近いほうが遠くまで飛びそうな気がするということで磨いて使用するのが当たり前でした。しかし、古い傷だらけのボールを使っている選手のほうが遠くまで飛ばしていることに気付き、研究を進めたことで表面がボコボコしたボールが誕生したのです。

この表面の凹みは「ディンプル」、英語で「えくぼ」の意味。この凹凸によって、後方への空気の流れを整えることで飛距離が伸びます。ディンプルの数や凹み具合は、すべて計算されており、ディンプルが浅いと高い弾道、深いと低い弾道になります。また、外見はほとんど同じに見えますが、中身は様々。反発力の強い合成ゴムで作られた単一構造や二重構造、複数のカバーをつけた多層構造など、英国ゴルフ協会が公認しているボールだけでも1000種類もあるそうです。

〈参考〉杉村喜光『モノのなまえ事典』ポプラ社(2022年)/新星出版社(編)『ボールのひみつ』(2009年)